シンデレラ☆*
「…はい」
「バカ正直だな…」
「…はい」
涼は大きなため息をついて「分かった…」と言った。
え?
ホント…?
「ありがとっ!!!!」
涼の手を握ってブンブン振った。
「バカだな…」
涼はタオルを持ってきて「髪。揺れてる」といって拭いてくれた。
「優ってピンクの髪してるんだな…」
「うん。ちょっと……さ…」
涼は髪を拭いてくれて、一緒にテレビを見た。
「もう寝るか…」
「うん。涼ってどのベットに寝てんの?
どっちも使ってないように見えるんだけど…」
「ああ。だってベット使ってねぇし」
「ええっ!? 何処で寝てんの?」