シンデレラ☆*
「気ぃ付けなよ?」
「優って危なっかしいな…」
みんな、
「ゴメン…」
分かればよろしいと言って笑った。
それから、色んなゲームをして楽しんだ。
「くっは~っ! 楽しかった~!!」
背伸びをし、体をほぐした。
「優。弱過ぎて相手にならねぇ…」
陸の言葉にプク――と頬を膨らます。
「可愛い~!!」
翔は笑ってあたしの頭を撫でる。
からかってんのか…?
外に出ると、また女達が黄色い歓声をだして。
待ってましたとばかりに物を押しつけてきた。
な、何…?
固まってると「優はモテモテだね~」と言って翔が持ちきれなくて落ちた物を拾ってくれた。
「…ありがと」