¥時給1000万円
そして二葉と話したことをすべて大島に伝える。


「…じゃあ後はその手紙を確認するだけだな。」
「…うん。確かに二葉さんは手紙をもう一度見るように促してきた…。」

そう…あの時 二葉さんはオーナーが話に聞き耳を立てていると感じ取り、途中から話しながら メモでの会話も進行していた。
薪をくべるときに二葉はオーナーの姿を確認した。


そこで二葉は急遽…


『…手短に頼む。』
二葉はテーブルにあった紙2枚とペン2本を永井と二葉の分に分けて突如 文章を書き始めた。

『オーナーがこちらの話を聞いている。ここからはこの紙で話そう。くれぐれも紙に書くことを口走らないように気をつけてくれ。』

そして永井は一言…
『…はい、了解しました。』



手紙の内容を話すと…

『…まぁ特に何の意味もないだろ。………………あぁ、兵士はオーナーとグルだ。いや、むしろ兵士らが主犯だ…。』

しかし手元の紙には…
『…明らかにその手紙には何かが隠されている。そもそも兵士にグルはいない。彼らはシロだ。』

とあった。
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