¥時給1000万円



だが松本の警官らは銃を下ろさない…







しばらく警官同士の硬直状態が続く……












そして次の瞬間…













……パーーンッ!





松本側の警官が発砲し始めた。


その弾は二葉の呼んだ警官の1人に直撃し、ドサッと大きな音を立てて倒れた。





そしてそれを機に双方の銃撃戦が始まる。







パァアアアンッ!!
パンッ!
パアアン!!


弾が放たれるとともに次々と人が倒れていった。













しかし松本側の警官が勝てる余地もなく、残り3人のところでその場から逃げ出した。


それを数名の警察官が追っていく………






再び静かな夜明け前を迎えた……







「……………フッ…まぁそうだろうな…」
「…松本!手を挙げろ!!」

警官に言われる前から手を挙げはじめていた松本はゆっくりと警察官と二葉の前まで歩いていった。





「……松本さん………終わりにしましょう………」




だが…松本の表情からはまだ余裕が残っていた……
< 372 / 392 >

この作品をシェア

pagetop