¥時給1000万円
「…お友達と旅行してくるって言ってたわ。あの子はどこにそんなお金があったんだか…。…だからごめんね…私も連絡とれないのよ…。でも1週間ぐらいで帰るそうよ…!」
「…あっ、そうですか!…とにかく何もなくてよかったです…!」
「…ごめんね…心配かけちゃって…。」
「…いいえ…。……じゃあまたあいつが帰ってきたら電話します!」
「…うん!息子が帰ってきたらこっちからも伝えておくわ…!…永井くんも身体に気をつけてね!」
「…はい、ありがとうございます!それじゃあ…!」
「…はーい…!」
不通話音が流れた。
なんだ…心配して損した…
…ったく…せめて誰かには伝えろって…
明日からついに仕事が始まる…。
大島や松島のことで落ち込んでいられなかった…。
次の日…
ついに今日から仕事が始まる。
「…今日から仕事でしょ。…がんばりなさいよ。」
「…ああ!」
「…お金貯まったら何かあたしにもおごってよね!」
妹が目を真ん丸にして言った。
「……あぁ…そのうちな…。」
「…ちゃんと昼までには泊まる用意しておきなよ。」
「……ねぇ、あたしお兄ちゃんが働いてるとこ見てみたいんだけど…!」
そういえばお客ってどんな人が来るのだろうか…?一般客でも入れるのか…?
「…あっ、そうですか!…とにかく何もなくてよかったです…!」
「…ごめんね…心配かけちゃって…。」
「…いいえ…。……じゃあまたあいつが帰ってきたら電話します!」
「…うん!息子が帰ってきたらこっちからも伝えておくわ…!…永井くんも身体に気をつけてね!」
「…はい、ありがとうございます!それじゃあ…!」
「…はーい…!」
不通話音が流れた。
なんだ…心配して損した…
…ったく…せめて誰かには伝えろって…
明日からついに仕事が始まる…。
大島や松島のことで落ち込んでいられなかった…。
次の日…
ついに今日から仕事が始まる。
「…今日から仕事でしょ。…がんばりなさいよ。」
「…ああ!」
「…お金貯まったら何かあたしにもおごってよね!」
妹が目を真ん丸にして言った。
「……あぁ…そのうちな…。」
「…ちゃんと昼までには泊まる用意しておきなよ。」
「……ねぇ、あたしお兄ちゃんが働いてるとこ見てみたいんだけど…!」
そういえばお客ってどんな人が来るのだろうか…?一般客でも入れるのか…?