¥時給1000万円
「……開店時間は…今日は少し遅くなったが、深夜0時から4時までの四時間…!従業員はその間に接客やら対応やら自由に客を満足させるように働く。そして一時間ごとにお前ら従業員の中から対応がよかったと思う奴に客が投票してもらう…。…票が少なかった者が…………………ここで『クビ』となる…!!……『クビ』になった奴は金が稼げなくなるぞ…!」
言い方はいかにも深刻そうだが、内容を聞く限りこの部屋に見られる血しぶきや頭部の置き物に繋がることを言っていなかった…。
結局ここを辞めさせられて稼げなくなるだけじゃないか…。ならなおいっそのことその方がいい…。
しかし従業員一人一人の顔を見るが誰もが生唾を呑み真剣な顔で前を向いていた。
「………客は対応が悪かった奴に投票する以外にも誰が『クビ』になるかも予想できることはここに来る時に説明を受けてるな…!」
客は皆軽くうなずいた。
そんなの予想してどうするんだ…
永井には分からないことだらけだった…
「……ではこれより…」
オーナーが仕切り直したかのように大きな声で言った。
「………居酒屋 ネックを開店する…!!…注文がある者は挙手して頼むがよい…!」
ついに永井の一日目の仕事が始まる…!
言い方はいかにも深刻そうだが、内容を聞く限りこの部屋に見られる血しぶきや頭部の置き物に繋がることを言っていなかった…。
結局ここを辞めさせられて稼げなくなるだけじゃないか…。ならなおいっそのことその方がいい…。
しかし従業員一人一人の顔を見るが誰もが生唾を呑み真剣な顔で前を向いていた。
「………客は対応が悪かった奴に投票する以外にも誰が『クビ』になるかも予想できることはここに来る時に説明を受けてるな…!」
客は皆軽くうなずいた。
そんなの予想してどうするんだ…
永井には分からないことだらけだった…
「……ではこれより…」
オーナーが仕切り直したかのように大きな声で言った。
「………居酒屋 ネックを開店する…!!…注文がある者は挙手して頼むがよい…!」
ついに永井の一日目の仕事が始まる…!