タイヨウの下で輝く花
柚「おはようございます」
着物を着て髪を上げた柚音は、誰が見ても美少女で目が離せないくらいだ…。
母「わかってるわよね?貴女は私の言うことを聞いてればいいのよ」
柚「………はい」
柚音達は車に乗り何処かのお洒落な旅館に向かった。
母「お待たせしました、京山さん。遅れてすみません」
京母「いえいえまだ、約束時間は過ぎてませんわ」
(とても綺麗な方で目が離せません。)
すると、目の前に男の人に気が付いた。
柚「はじめまして。私、椿柚音です」
「こちらこそはじめまして。俺は京山朔夜です。よろしくお願いします」
(朔夜さんが私の夫になる方ですね)
暫く4人で料理を食べていた。
すると……、
母「京山さん、後は若いお2人で……」
京母「あっ、そうですわね…では朔夜、柚音さん私達はこれで失礼しますね」
そういって部屋から出ていった。
朔「柚音さん、ご趣味は何ですか?」
柚「そうですね…、趣味はお琴ですね。朔夜さんのご趣味は何ですか?」
質問に答えて質問する。
朔「……特にはありません」
柚「あっ、そうですか…」
意外な返事に少し驚いてしまった。
(特にはありませんですか…、実は私もないですけどね)