タイヨウの下で輝く花
柚「今、なんて──……?」
柚音は予想外の出来事と言葉に驚いた。
朔「俺も、好きです…。」
柚「ッッ─」
朔夜の告白にさっきまで我慢していた涙が一気に溢れてきた。
そして柚音も朔夜の背中に腕を回し2人はそっと唇を合わせた。
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朔「もう、帰りましょうか?」
柚「そうですね、……あっあのお店見てもいいですか?」
朔「いいですよ」
そして2人はお店へ向かった。
柚「あの、お揃いのストラップ買いませんか?」
柚音が顔を紅くしながら朔夜に提案する。
朔夜そんな柚音をかわいいと思った。
朔「そうですね、どういうのがいいでしょう?」
柚「あっ、これなんかどうでしょう?」
ハートが対になっていて相手の名前をいれるストラップ。
朔「いいですね。では、お互いの名前のストラップを交換してつけましょう?」
柚「交換ですか?」
朔「はい、そうすればいつでも相手を思ってるんだって思えますから。」
そんなことを言った朔夜に柚音は耳まで真っ赤になった。