タイヨウの下で輝く花
柚「私も女ですもの素敵な恋愛して素敵な家庭を築きたいという想いがあります。ですが両親はそれを許さないのです。」
朔「では、俺と同じではないですか…」
柚「同じではありませんよ?………私にはいてもいいという居場所がないのですから」
朔「……………」
柚「あつ、ごめんなさい…気にしないで下さい」
朔「………、では婚約するということでよろしいですか?」
柚「はい──……」
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母「あら、もういいのかしら?」
旅館のロビーでお茶をしていた母が柚音達に気付き声をかけた。
柚「はい、私朔夜さんと婚約しますわ。お母様よろしくおねがいします」
京母「あら〜、貴女みたいな綺麗な方がお嫁に来てくれるなんて大歓迎よ♪」
(やはりとてもかわいらしい方ですわ。)
母「では、2人には今日から同居してもらいます」
「「…………え?」」
柚「どういうことですか?」
いきなり住むと聞いて驚いた柚音は母親に問いかけた。
母「ボソッあんたは私の言うことを聞いてればいいわ、早く出てってほしい私達の気持ちわからないのかしら?」
柚「ッッ…………。」