ぎゃくこい!


「でも、百合ってなかなか………」


「はい………なかなか」


「「良いな~」」



つぅーーーーーー


二人の鼻からは赤い雫がたれている



「……男ってわかんない☆」




ブツブツ

「チビ×スレンダーだぜ?」


ブツブツ

「あの身長差がなんとも………」


ブツブツ

「ああ、萌え…だな」





ふふふふ腐腐腐腐………



「……腐ってやがる……………☆」



※意味がわからない人はググってね☆





…………………………………


「あっあの!!」



『はい?』


「料理は…お口にあいますでしょうか?」


『えぇ、とても美味でございます』

キラキラ



「はぅっ!!あっあの!!それタマラがつくったんですっ!」



『そうなのですか?………………………あなたと結ばれる人は幸せですね』





「はああぁぁぁぁぁぁっんっっ!!!」






「散ってる散ってる」


「……………百合の花が」








ふふふふふふふふふっ


ボソッ

「お父様、うまくいきましたわ。」


ボソッ

「あぁ、名付けて『絶品料理で胃袋攻め作戦』」


ボソッ

「これで、タマラと結婚したくなったはずです!!」

ボソッ

「あぁ、父さんも母さんの上手い料理が決め手で結婚したんだからな」


ふふふふふふふふふっ






「ねぇ、なんかあそこ……☆」


「どす黒いオーラでてますね…」





「ああっ!!!」


「どうしたのっ☆」

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