ぎゃくこい!

『ひ み つ です…………………………………その方が魅力的でしょう?』








カアッ

「でも、鬼姫様はいつも魅力的です!!」




『それに…………………………………………あなたに興味をもってもらいたいから』






「鬼姫様ぁぁぁぁぁっ!!」





「なにこの、宝塚劇場」


「なんか眩しいね☆」








ガタンッ

急に馬車が傾いた


『何事だ!!』


鬼姫は窓からのりだし叫んだ




「盗賊がっ!!早くお逃げください!!」





「!!早すぎでしょっ」



『ふん、命知らずめが!!』


バンッ


『おい!!逃げた方が身のためだぞ!!』




「はあ?」
「なんだ?このアマ」
「護衛かなんかじゃないっすか?」

「まあいい…………やっちまえ!」


「「「「おうよっ!!!!」」」」




頭らしき男が叫ぶと、30人くらいの人相の悪い男達が馬車の周りを囲んだ




「運が悪かったな」

『そうでもないよ』


「何?」





『君達が銃器をもっていたら、ちょっとは苦戦しただろうけど……………そんな、なまくらな刀じゃ鬼姫に傷ひとつ付けられないよ』




「なんだと?」
「嘘はいけねえぜ!!」



こんな事で怒るなんてバカなやつら………





シュバァッ




血がちゅうに舞った




「えっ?…………ぎゃああああぁぁっ」

「てっ!!てめえ!!」



ガンッ

「おっと~☆」

「うあぁぁぁぁぁっ!!!」


「おいたはダメだよ☆」


「このやろ「もぉにんぐ スター!!だからダメだって☆」


「いつ見ても痛そうだな~お前の武器……」



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