≒天にお月サマ≒

ガヤガヤと

笑い声と共に

皆が楽しんで準備してる姿を見て


更にため息が出る。

ー…本当は私だって
皆と一緒に笑いながら準備したいよー…

でもそこには私の居場所なんて無いもん。


自分にそう言い聞かせ

私は再び手元の本に
視線を移した。




ー…そんな時だった
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