夏の夜に咲いた花
「まぁ、ムリもないかもね。どれくらいぶりだっけ?」
亜美はそう言いながら、麦茶の入ったグラスをその人に手渡した。
「さぁ? でもオレはすぐわかったけどね」
「それはアンタが……」
「わー!! 黙っとけ!!」
「危ない! 麦茶!!」
グラスを片手に持ったまま亜美の口をふさごうとするその人。
「ねぇ、誰?」
あたしはやっぱり思い出せない。
「蓮だよ、れ・ん」
亜美はそう言いながら、麦茶の入ったグラスをその人に手渡した。
「さぁ? でもオレはすぐわかったけどね」
「それはアンタが……」
「わー!! 黙っとけ!!」
「危ない! 麦茶!!」
グラスを片手に持ったまま亜美の口をふさごうとするその人。
「ねぇ、誰?」
あたしはやっぱり思い出せない。
「蓮だよ、れ・ん」