夏の夜に咲いた花
「えっ!?」


れ、蓮くん!?

今、“梓”って……。


初めて呼び捨てにされたことに驚いていると、もっと驚く展開になっていた。


手をつかんであたしを立ち上がらせ、もう一方の手であたしの頭を抱え込むと──。




「……っん」
< 128 / 133 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop