夏の夜に咲いた花
「あ、いや、別に変な意味じゃないだ。こっちこそごめん」

「あ、いえ……」



「今日はもうお仕事終わりですか?」

亜美が黒田さんに食後のコーヒーを出しながら言った。



「俺と青木は調査が仕事だから夜はすることないんだ」

「じゃあ、あとでちょっと飲みませんか?」


「あっ、亜美!?」
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