夏の夜に咲いた花
「ないねぇ」

「ホントにあるの?」

「叔父さんはそう言ってるんだけど……」

「どこか別の場所なんじゃない?」

「んー……」


亜美と2人、倉庫の中央で立ち尽くしていた。




「見つかった?」

その時、倉庫の入り口から声がした。
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