夏の夜に咲いた花
同級生の彼女
「昨日は途中ですみませんでした」
「気にしないで。探し物は見つかった?」
「はい」
朝食の時間、今日も青木さんのテーブルを担当していたあたしは青木さんに声をかけた。
亜美も黒田さんについている。
昨日、ほこりで汚れたあたし達はまたお風呂に入った。
それから部屋で軽く飲み直している時、亜美に改めて聞かれた。
“青木さんはどう?”って。