Forever Love
「佐野さん、俺と交換してくれる??」

悠輔が、私をまっすぐに見つめながら問いかけた。

「うんっ!良いよ♪♪」

私は笑顔で頷いて、悠輔とアドレスを交換した。

交換し終わると、悠輔は、私に笑いかけた。

「ありがとう。今日、メールしても良い??」

ドキッ……。

突然の笑顔に、微かに胸が高鳴った。

瀬川君って、顔立ち綺麗だな………。

私は、少し悠輔の顔に見とれていた。

「……佐野さん??」

悠輔が、私に不思議そうに問いかけた。

はっ……!
私、何ぼーっとしてんの!!

私は、笑顔を作って、悠輔を見た。

「大丈夫だよ!というか、いつでもメールして欲しいし♪♪」

私がそう言うと、悠輔は、嬉しそうに微笑んだ。

「佐野さん!俺とも交換して♪」

真実と交換がし終わった達樹が、私に携帯を向けた。

「うん♪良いよ!」

私はそう言って、達樹とも交換をした。
その間に真実も悠輔と交換をしていた。
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