Forever Love

それからしばらく、顔を覚えていない女子の人たちとのメールの返信をしていると、

「お、初日からそんなにメール来るとは……人気者だな♪♪」

こうなる原因の大智が、後ろから私の携帯をのぞき込んでいた。

………こいつのせいで………！！！

私は、怒りのボルテージがマックスに達した。

「受信ボクッス見てみなさいよ！！大智のせいで、こんなに知らない人とメールしなきゃいけなくなっちゃったんだけど！！どうしてくれんのよ！！」

大智に携帯を投げつけて、私は、大智を睨みつけた。

「なんだなんだ？？お兄ちゃんの魅力が、こんなにもたくさんの女子を魅了しちゃったのか～……。照れるねぇ♪♪」

大地は、私の携帯を見ながら、ニヤニヤと嬉しそうに笑った。

ムカつく！！

私は、大智に文句を言おうとした。

その時、携帯に新しくメールが受信されたらしく、e-mail受信音であるカルマが流れた。