Forever Love
私は、少しムスッとしながら、リビングに入った。

「お、優美おはよう。」

リビングには、一番上の兄、涼がのんびりと緑茶を飲んでいた。
(ちなみに、大智は、食パンにピーナッツバターを塗ってた。)

「……おはよう。」

私は、ムスッとした顔のまま、自分席へと腰を下ろした。
そして、食パンに無言ジャムを塗り始めた。

「そんな不機嫌そうな顔で……どうした?ほら、そんなときは………」

そう言って、自分の飲んでいた緑茶を手にとった。

………くるっ!

私と大智は、同時に身構えた。
(偶然でも、嫌だ!!)

「おっちゃんが飲んだ、お茶飲みなされ☆」

……………シーン。

「あれ?つまんなかった?意外と自信あったんだけどな~……。」

……そう。
涼は、大のおやじギャグ好き!!

それがなければ、大好きなのに~~(T_T)

と、いつも思う。
まぁ、本人の意志を尊重した方が良いしな……。

涼は、現在高3の受験生!
高校は、私達とは違う所に行ってる。
そこも家から近いけど……学力的にちょっと厳しい(^_^;)

つ・ま・り!
私達兄妹は、みんな近いところに行っとるのです!!

わぁ☆
めんどくさがりや、万歳!
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