Forever Love
「……優美、交換しすぎじゃない??」

真実が、微妙な顔をしながら、私に言った。

さっきから、同じようなことを言いに来る女の子がたくさんいて、(先輩も来てる……)そのせいで、私のアドレス帳は、知らない人でいっぱいになっていた。

「うん……。でも、とりあえず頑張る!」

私は、真実に向かって、ガッツポーズをした。

「じゃあ、頑張ってね♪♪」

そう言って真実は、私の携帯をひったくり、自分のプロフィールを、私の携帯に登録した。

「まっ真実?!」

「だって真実、優美とメールしたいもん!!」

真実はそう言って、いたずらっぽく笑った。

悪魔め~~~!!

私は、真実に少し怒りながらも、なんとか高校生活をやっていけそうなことに喜びを感じていた。

「……じゃあ、俺にも教えてもらおっかな♪♪」

突然、第三者の声が入ってきて、私は凄くびっくりした。

誰?!
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