都合のいい私
2章

リョウの嘘

別れて何週間かは


我慢してた反動で


バイトがない日は友達とずっと遊んでた


リョウを好きだと思う気持ちは


少しだけあるけど


楽しい毎日の中に埋もれて


リョウを思い出す時間が減ってきてる












自由が当たり前になって


少し落ち着いた頃


周りはクリスマスムード一色になってた
< 116 / 433 >

この作品をシェア

pagetop