都合のいい私
『アヤ?』





急に泣き出した私をリョウは優しく抱きしめる





『…………ごめん』


『……………』


それ以上何も言わないリョウは


私が泣き止むまで黙って抱きしめてくれてた










『………ごめんね』


『いや。アヤ大丈夫?』


『うん』


『そっか』


リョウはそれ以上その事に触れなかった








でも私の変化はそれだけじゃなかった
< 153 / 433 >

この作品をシェア

pagetop