都合のいい私

幸せになりたい

『もう用意出来てる?』


『うん。大丈夫』


次の日ユウタはバイトが始まる1時間も前に迎えにきた


『……アヤちゃん…あのさ』


私がユウタの車に乗ってしばらくすると


聞きづらそうに口を開く


『……うん?』


『……昨日あれから元カレと話したの?』


『あ……うん』


『………どうなった?』


『………………』


私が黙るとユウタは近くの本屋の駐車場に車を停めた
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