都合のいい私
『そんなにびっくりします?』


『え?アヤいいの?こいつでいい訳?』


『こいつって……』


『うるさいよユウタ、私はアヤに聞いてるの!』


アイリさんとユウタのやり取りに少し笑ってしまう


『いいんですよアイリさん。私ユウタと付き合う事にしたんです』


私の返事にアイリさんは何故か「あ〜あ」と大きなため息をついて椅子に座り直すと携帯を開いた
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