都合のいい私
束縛も


殴られる事も


嫌だと思うのに


リョウを嫌いになれない


嫌いになれたら別れるのなんて簡単なのに


好きだから辛い


そんな事聞かれたら別れられなくなる









『……き…らい……じゃない…』


泣きながら答えた私を


リョウは強く抱きしめた


『アヤごめん!俺変わるから。だから別れるなんて言うなよ』


私にはリョウの温もりが必要だと思った……
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