都合のいい私
『今日は何時までなの?』


私の気持ちがわかる訳もなく話し続ける


『…もうすぐ終わりなんだ』


小さな声で答えて


さりげなく隣にいるリョウに目を向けたら


明らかに不機嫌になってるリョウと目が合う


そんなリョウを見てなんて言えばいいか考えながら


心のどこかでほとんど諦めてる自分がいる





今日も絶対に殴られる





バイトが終わって着替えてると


「外にいる」とリョウからメールがきて


私は急いで店の外に出た
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