月と太陽

急いで布団から出るとその家には私以外の気配を感じなかった


狭い家を走り回って何度も「ケイタ!」っと叫んだがケイタは出て来なかった


きっと出掛けてる。そうじゃないと分かっていながらも家から一歩も出ることなくケイタを待った。




しかし当然の如くケイタが帰って来る事はなかった


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