ねぇ、満月。



「そうなんだ♪
良かったね」


にっこりと満月は俺に
微笑んでくれた。


俺は嬉しくなって
満月を抱きしめた。


「都賀くん…?」


誰も邪魔させない。


満月は俺のものになるんだ。



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