ねぇ、満月。



「…私も都賀くんと一緒に
いたいって思ってるよ」


その言葉を聞くと
俺は満月を抱きしめるのを止め、
満月の唇にキスをした。

満月の唇から離れると


「やっぱり、満月は俺と
同じ気持ちだったんだね!!
でも、あいつがいつも
邪魔ばっかりして…大丈夫。
これからはずっと俺と一緒に
いられるよ…」


俺は笑って満月にそう言った。



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