ねぇ、満月。



ふと気が付くと
もう大学に来ていた。


あ、美雪がいる!


「おはよっ!」


私は美雪に近づき、
笑って挨拶をした。


「おはよう。
…何かいつもニヤついてるけど
いいことでもあったの?」


美雪は不思議そうに聞く。



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