ねぇ、満月。



「満月?何してんだよ?」


この声は都賀くん…。


私は声がした方向に向いた。


そこに都賀くんがいた。


都賀くんの顔を見ると
悩んでいるのが馬鹿らしく
思えた。


振られてもいい。


ただ、気持ちを伝えたい。


そんな気持ちが私の心の中で
溢れた。



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