君がいる街
「あ、じゃあ蔵。呼んできて。」
「はぁっ!?」
いきなり呼ばれた自分の名前。驚いて声を荒げてみても、厭らしく笑うアイツの表情は、ぴくりとも崩れない。
何ですかー。その、ちょっとニンジン買ってきてよみたいなノリ。
固まっていると、またもや聞こえてくる後ろからの声。
「いーひゃない。呼んで来るくら・・・ゴホっ!」
「いつまで握りメシ食ってんだよ、オメーは。もうお茶ねーからな。」
仕返しは、朝の分でチャラじゃなかったんですか。基哉さん。
つーかそもそもカレーの件は、アナタ様が俺の寿司に、大量にワサビ入れやがったからだろーがよっ!
辛いの苦手なの知ってるクセに。タチが悪すぎる。
「はぁっ!?」
いきなり呼ばれた自分の名前。驚いて声を荒げてみても、厭らしく笑うアイツの表情は、ぴくりとも崩れない。
何ですかー。その、ちょっとニンジン買ってきてよみたいなノリ。
固まっていると、またもや聞こえてくる後ろからの声。
「いーひゃない。呼んで来るくら・・・ゴホっ!」
「いつまで握りメシ食ってんだよ、オメーは。もうお茶ねーからな。」
仕返しは、朝の分でチャラじゃなかったんですか。基哉さん。
つーかそもそもカレーの件は、アナタ様が俺の寿司に、大量にワサビ入れやがったからだろーがよっ!
辛いの苦手なの知ってるクセに。タチが悪すぎる。