君がいる街




途切れそうになる意識を、全神経をかき集めて耐える。ココで崩れれば、また何をされるか分かったモンじゃない。



俺の上に乗っかっている魔王は、ごく日常的な感じで仕事中。




結局、沖島と2人して午前中の授業を丸々サボった俺は、昼休み校内放送で基哉に呼び出された。



密室のココ、国語準備室。




まぁ、つまり。





基哉の、やりたい放題お仕置き場に。




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