君へのラブレター【BL】
もしかしたら、自分の都合の良いように、勝手に解釈しているだけかも知れないけど

一部の望みをかけて、俺は葵に聞いた。

「葵は、俺の事、好き?」

「嫌いだよ!大嫌いに決まってんだろ!」

でも、言葉とは裏腹に、葵の腕の力が強くなって……

俺は、葵の頬に手を添えて、もう一度聞いた。

「葵、本当は、俺の事好き?」

暫く葵は黙っていたけど

ポロポロと涙を流して言った。
< 14 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop