インスタントラブ~甘くて切ない一目惚れの恋~
「そしてオヤジを問いとめたら白状した」
「それいつのことですか?」
「俺が高校の頃だから、もう7、8年前だよ」
そこに
アイスティーが運ばれてきた。
さっと手に取り、
口に持っていく。
さっきから
口の中がカラカラ。
けど、
口もつけず
コースターに戻した。
飲んで場合じゃない。
この渇きを、
あたしだけが
潤すわけにはいかない。
こみ上げてくる思い。
自分でも
説明のつかないはげしい感情。
それを抑えるのに
必死だった。
ちょっと油断すれば、
汚い言葉が怒涛のように口からほとばしりそうで。
「どうしてずっと黙っててやらなかったんですか……」
それでも
言葉を選びながらいった。
「いまさら、そんなこといわなくたっていいじゃない……」
だけど、
自分を抑えるのは
あたしにはまだムリそう。
「それいつのことですか?」
「俺が高校の頃だから、もう7、8年前だよ」
そこに
アイスティーが運ばれてきた。
さっと手に取り、
口に持っていく。
さっきから
口の中がカラカラ。
けど、
口もつけず
コースターに戻した。
飲んで場合じゃない。
この渇きを、
あたしだけが
潤すわけにはいかない。
こみ上げてくる思い。
自分でも
説明のつかないはげしい感情。
それを抑えるのに
必死だった。
ちょっと油断すれば、
汚い言葉が怒涛のように口からほとばしりそうで。
「どうしてずっと黙っててやらなかったんですか……」
それでも
言葉を選びながらいった。
「いまさら、そんなこといわなくたっていいじゃない……」
だけど、
自分を抑えるのは
あたしにはまだムリそう。