私だけの金髪王子様は二重人格

そして今はというと、学校で授業中。


教科は・・・・・・自習。


楽な自習がイヤだなんて思ったのは初めてで。


なんでって・・・そんなん・・・・・・。


空気からしていにくい。


風早相楽の空気が限界。


学校だから、絶えてるみたいだけど・・・。



「さがらぁ~?機嫌悪いの??」



「はぁ?んなん決まって・・・いや、別に怒
ってないよ?」


今のは無理があったんじゃないかな?


本性が出かかってたもん。


いや、あれは出てると言っても過言ではない
かも。



「そーなの?なんだぁ有香の勘違いかぁ」


えっ!?

そこ信じるの??


ククッ。

さすがに耐えられなかった笑い。



しかも、風早相楽と目が合う。


うわっ!ヤバイ!



「桜井・・・おまえさ・・・」



「夢虹ちゃん♪」


海くんに声をかけられた。


海くんとは、ちょっと前に声をかけられて
仲良くなった。

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