私だけの金髪王子様は二重人格

恐る恐る顔をプリントからあげる・・・・・・



やっぱり女子の目線の先はみんな俺。


いや、一人だけ見てねぇな。


まじめなんだろうなっ。



それは置いといて、なんでこんなに俺を見
てるんだ?



やべっ!姫野あやめと目があっちまった!



俺に向かって微笑むあいつ。


俺は・・・・・・苦笑い。



なんか・・・すげぇ疲れる。



俺は・・・・・・


「桜井、役決めと劇の内容決めまかせる」



桜井にそう囁いて俺はいったん休憩。



「はぁぁあ!?ちょっと・・・」



「さからったら・・・罰ゲーム・・」



嫌そうにしている桜井に俺は囁いた。


でも、モテるってことに関係ねぇからダメ
かもな・・・・・・。



だけど、俺の命令は全部絶対って言ったよ
な?



イコール断った時点で罰ゲームじじゃね?



うん、そーだろっ!



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