私だけの金髪王子様は二重人格
「え・・・?秀、なななななにぃ・・・・・・」
無理だ・・・・・・。
「クスッ・・・。お、お前・・・ククッ」
私が悲しんでるのに、聞こえる笑い声。
ふっ。まぁ、あの人だろうけど。
うん。
振り返って確かめたけど、
予想どうり、風早相楽。
聞かれたくない人No1だったのに・・。
なんの仕打ちですかぁ?
「笑わないでよっ!」
私はふてくされたように言う。
が、風早相楽の笑い声の大きさは増す。
なんで??
ここは、“ごめんごめん”とか言うとこ
じゃないの??
わけわかんなーい・・・・・・。
「ククッ。お前そんなに読むの下手なんだ
な。
だから、あんな嫌がってたのか。クスッ」