私だけの金髪王子様は二重人格

そう・・・・・・あなたみたいに
“自信”がほしいよ・・。



「はぁ?
自信なんてねぇ・・・ないよ?」



あっ・・・・・・。


ここが学校で、しかもたくさん人がいる体
育館と気づいたのか、


さわやか王子になる。



いつも、こんな風にやさしかったらなぁ。


学校の王子・・・・・・思い出すかも。



いやいや、もう忘れたもん!



「って、自信ないわけないじゃんっ!」



あっ・・つい本音が・・・・・・。



「へぇ~そうゆう風に見えてるんだぁ・・」



表情・・・こわいです・・。



「あのさ、演技が上手くいく方法教えよう
か?」




えっ??


彼が言うことは、私にとってかなり有難い
ことだ。



でも、裏が無いなんて思えないよね?



「裏とか、ねぇからな?」



だから、なんでよめるんだぁ!!



勝手に心読むなんて、ひどい!

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