私だけの金髪王子様は二重人格

まるで、俺が好きかのような・・・・・・。



なわけねぇか。



・・・・・・もしかして、俺の言ったこと
やってんの??


クスッ。


またかわいいことやってくれるな。



いったん袖に戻る。



「風早相楽!ねぇ、
私の演技変じゃない??」



って、やっぱフルネームかよっ!



それはおいといて・・・・・・。



演技??



全然いつもと違うってのっ!!


素直に、


上手いよ・・・・・・なんて言える
わけねぇ。



「ま、上達してんじゃね?」




だから、



曖昧な答えをした。




「本当!?」



嬉しそうな笑顔を見せてくる。



あっ・・・・・・やばい・・。

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