私だけの金髪王子様は二重人格
嘘泣きだったのか?
ま、急いで送るかな・・・。
あっ!?
「ちょっと待ててもらっていい?」
俺は、尾崎残してアイツの所に行く。
桜井のところだ。
鍵渡しとかねぇとな。
「桜井っ!!」
「なに・・・?」
あれ・・・・・・桜井は、
俺に顔を見せようとしない・・・・・・。
「・・・あのさ、
これ鍵・・・俺のが戻るの遅いし・・・」
「えっ??
・・・あっ・・・ねぇ・・、
ホントに送るの??」
「えっ!?
・・・送ってほしくない??」
それってこうゆうことになるか?
ヤキモチって受け取ってもいいか??
「あっ!!?い、いやなんでもないの!
鍵ね?了解!!」
桜井はいきなり焦って俺の手から
鍵を取る。
―――チャリン。