私だけの金髪王子様は二重人格
はずかしいよぉ~~。
はっ!?
もしかして・・?
「海くん??」
「なに??」
「その・・・、風早相楽も気づいて
るのかな・・??」
「あぁ~それはねぇー」
もしも知られてたら、
絶対もう目も合わせらんないよぉ。
「相楽は、気づいてないから安心して
いいと思うよ??
自分関連だけは、あいつ鈍いから」
「ホント!?」
よかったぁ。
安心だよ。
けど、いつバレるか分かんないな。
「けど、気をつけてね??」
「えっ、なにを??」
「あの、転校生だよ。尾崎だっけ??
相楽のおさななじみらしいんだよね
俺は、相楽とは中学からの仲だから
あんましんねぇけどね。
危ない気がする」
尾崎さんか。
確か私に告白してきたよね??
なのに、
憎いとかも言われた。
そして、風早相楽にべったりしてた。
夏休み中も会ってたのかな?
それだったら、
いやかも。
「海くん、風早相楽は・・・・・・」