私だけの金髪王子様は二重人格

「じゃぁ、ここまで!」


はぁ・・・・・・。

ここまで休み時間が来るのが
憂鬱だった

ことなんてなかったよ。



し、深呼吸しとこ・・・。


って、やばい!

声かけなきゃ。



「さ、・・・風早くん!」


危ない。


なに相楽って言いかけてんのよ!
私のばか。



「あっ、夢・・・・桜井・・どした?」



相楽は、嫌な顔一つせず、
私の方を見てくれた。


幸せ~。

王子様だぁーーー。


「えっと・・・なんで俺を、
見つめてんだ?」



「だって・・・この目線もいいなって。
かっこいいなぁ。相楽様!」



「おぃ・・・・・・襲いたくなるから
教室でそんなこと、言うなよ?」


相楽・・・・・照れてる!?


可愛い♪



「なんか、風早くん・・・・・・」




「「「相楽様はなそぉ??」」」


せっかく・・・・・・、

話せてたのに・・・・・・。

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