私だけの金髪王子様は二重人格

「そっか。ううんいいよ。夢虹が決めた
ことならけじめつけてきてね?」



「うん!」


そいって私は
尾崎さんについていき、

今の状況なの。



「夢虹ちゃん・・・」



「・・うん・・」



「相楽と付き合ってるの?」



尾崎さん・・・・・・やっぱり
私と相楽のこと

なにか知ってるのだろうか・・。


嘘つく必要もないって思ったから、
私は



「付き合ってるよ・・・」
こう答えた。



「なんで!?どうしてあなたなの!?
相楽は覚えてないはずなのに!!」



いきなり、

尾崎さんはそう叫んだ。


泣きながら・・・・・・。



「尾崎さん・・・・・・」


私はまた・・・・・・、
知りたくない事実を知ってしまうの?


けど今は・・・、

相楽のすべてを受け止める・・・
そんな私になりたくて。



「なに・・??」



「相楽は・・・なにを覚えてないの?」


自分で、真実について踏み出したくなったの。

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