私だけの金髪王子様は二重人格
私はそのまま走った。
まだ、
尾崎さんが言ってることの意味は
よく分からない。
「えぇ?!夢虹ちゃん??」
なんだか、
尾崎さんは私を呼び止めてたみたいだけど
私には
ここに留まるほど、
我慢出来なかった。
なんのか・・・?
涙を我慢だよ。
私は・・・・・・・、
自分たちの部屋に来た。
座ったのは、ソファーだ。
ここは、相楽がよく寝てるから。
「ふぇ。ヒック・・・」
私、勝手なやつだ。
しかもわがまま。
嫌だった。
相楽は私を誰と照らし合わせてたの?
けど、まだその人のこと・・
忘れられてないの?
じゃぁ、私は何?
だけど、
相楽のことはすっごく好き。
やっぱり好きなの。
もう、何番目でもいい・・・。
そう思うのさえだめ?