私だけの金髪王子様は二重人格
      
「俺さぁ、“男の子ですか?”って聞かれん
の初めてなんだけど?」


ん?さっきまでと雰囲気が違うような・・・。



「それって、男の子ってことですか?」
↑(まだ真剣に女の子だと思ってます)



「はぁ?当たり前だろーが!!」



ひぃ!!怖っ!天使の笑顔がぁ・・・・・・。
てか、私今日怒られてばっかりな気が・・・。


「それにさぁ、掲示版の前であんな大声で叫
ぶか?普通。あんた、マジ馬鹿だろ」



いやいや、この人最初とキャラ違い過ぎるで
しょ!。


私はこの時気づいたんだ。彼は・・・二重人
格だと―・・・・・・。




「あなた何なんですか!初めてあったのに!
てか、なんで知ってんですか!」

      
初対面なのになんで私のことそんなにいって
くるわけ?


「はは、別に。君の馬鹿さ加減にびっくりし
て話す口実作っただけだけど?
それに、あんな大声で叫んでて、気づかない
わけないだろ?」




「はぁ?それってわざとぶつかったってこと
?」




「何あんたそんな事にも気づいてなかったわ
け?
あはは、マジけっさくじゃん!」(大爆笑)




ムっムカつく!!

イライラ・・・・・・―。


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