私だけの金髪王子様は二重人格
風早相楽は、私を馬鹿にしたようにそう言っ
てきた。
てか、すでにバカって言ってるじゃんこの
人!
「ま、そうゆう人を疑わないところはかわい
くていいんじゃない?」
えっ?
――ドキッ。
一瞬胸が痛かった。なんでだろ?
そ、その前に・・・・・・か、かわいい?
私が?そんなわけないのに!!
うん。冗談なんだろうね。
こんなお世辞を言って私が照れてるのを見て
笑うつもりだもん!
そんな手にはのりませーん♪
「ちょっと、冗談は・・・・・・」
そういって風早相楽の方をみた。
あいつは・・・・・・真っ赤。
私以上に。
「なっ、なんで??あんたがそんな真っ赤な
の?こっちは////」
胸が痛いの!理由は分かんない。
しかもなぜか、この部分は言えなかった。
「あ゛?ってか、こっちみんな!!///」