私だけの金髪王子様は二重人格
真っ赤になりながらそういう。
うわっ。
かわいいかも。
こんなことを思ってしまったのは、秘密。
「お前はさ、なんで俺が赤くなったのとか分
かんねぇんだろ?」
「うっ、うん。分かんない」
「そっか・・・・・・」
なぜか、しゅんとなりながら風早相楽は言っ
てきた。
なんで??
「ま、教えがいあるかもな」
「ふぅえ?なにを?」
なんか、教えてってたのんだっけ?
「はぁ?お前、俺にモテる方法教えてっつっ
てただろーが!自分で言ってたこと忘れんな
よ!」
あっ!そーいえばそーだったかも?
「ううん!覚えてたしぃ~」
「本当かよ?」
いえ・・・・・・忘れてました。
「忘れてた罰として、お前とのルール決める
からな?」