私だけの金髪王子様は二重人格
「「ごちそうさま♪」」
「夢虹、食堂のラーメンってすごくおいしい
ね」
「うん。おいしいよね」
おいしいラーメンを食べれて、私の気分は上
々☆
し・あ・わ・せ♪
「そんじゃ、また明日!」
「バイバーイ☆」
私たちは、私の部屋の前で手を振って別れた。
あのラーメンのおいしさは、本当びっくりす
るくらいだったなぁ。
ガチャッ――。
「ラーメンそんなにおいしかったわけ?
めっちゃ満足そうな顔してるけど」
「そりゃもう、サイコー・・・・・・」
今、会話してる相手って・・・・・・クルリ。
一度後ろに回した体を戻して振り返る。
いましたよ。
風早相楽。
幸せすぎてまた、この人のこと忘れ・・・。
「ラーメンがおいしくて、幸せだったから俺
の存在忘れてました。って感じだろ?
記憶力ねぇのな」
残念でしたぁ。
記憶力が無いのは、結構前からしってますぅ。
って、なんでこの人私が考えてること毎回分
かるの?